当団のボイストレーナー・石原祐介先生に指導して頂きました!
発声練習では、声の響きを頭部のどこに当てるか、などの練習。
前にガンガン飛ばすような発声方法もあるのでしょうけど、
やっぱりクラシックとなると、西洋人の頭蓋骨が大きな教会の天井や壁みたいになってる声が個人的には好きです。(わかりづらい例えですみません…)
曲の練習では、私は「楽譜を読む」ことと「理性」について物凄く考えました。
楽譜を読むスキルは、各々違うので全員が同じようにするのは難しいかもしれませんが、
楽譜に書いてあることは出来るはず。(練習では出来ていなかった)
歌い手は、指揮者がそれを指揮で示すはず、と甘えていないか?
歌い手も当然、十分楽譜を読む必要があるのでは?
と、楽譜の内容を表現することを改めて考えました。
音楽を演奏する時は、やはり理性が必要ですね。
楽譜をしっかり読むことにも繋がるのですが、自分が表現したいことをやりすぎて(自分に酔って)、聴き手にとったらあまり安心できない演奏になっていた部分がありました。先生のご指導により、聴き手に響く演奏に少し近づけた気がします。
自分が気持ちいいように歌うだけ、というのは、人に聴いて頂く演奏ではなくて、
自分の気分転換(?)のための演奏だと私は思っています。
これは、演奏を趣味としている者の特権だろうからこれはこれでいいのですが、
人に聴いて頂くのであれば、やはり自分が気持ちいいだけでは上手くいかないのでしょう。
先生のご指導を受けると、音楽に対して緩んでいた心が、ビシッと背筋が伸びるような感覚になります。