12/3(土)の練習記録です。
今日は、まず短調の基礎練習から始めました。
私は、中学時代、「長調は明るい感じで、短調は暗い感じ」
というおおざっぱな指導を受けました。
音の組み合わせで雰囲気ががらりと変わるのは
とても不思議ですね。
今日の練習曲は、『海の詩』から“シーラカンス”、
ハンガリー宗教曲集から"Jubilate deo", "Ave maris stella"
でした。
どの曲も合宿以来でかなり久しぶりの練習となりました。
“シーラカンス”のポイントはやはり、呼吸や笑い声といった演奏だと思います。
私はある合唱団の演奏会でシーラカンスの演奏を聴いたことがあるのですが、
とてもショッキングな印象を受けたことを覚えています。
演奏会でもこのようなものを目指せばいいのかなと考えています。
しかし、笑い声の部分は、何度もやっていると腹筋が痙攣を起こしてしまうのか、
非常に疲れますね…。
ハンガリー宗教曲の"Jubilate Deo"は、端的に言うと
「神様ありがとう!」という曲だということです。
メロディからもそんな幸せな印象がダイレクトに伝わってきます。
ところどころ、音が重くなってしまいやすい部分がありますので、
そこに注意して明るいイメージを表現できればいいなと思います。
またテンポが速めの曲ですが、言葉をしっかり発音することが大事です。
"Ave maris stella"は、「幸あれ、海の星」という意味らしく
"Jubilate deo"と同じく「神様ありがとう」という曲らしいのですが、こちらはよりシリアスな詩的な曲です。
曲調もミステリアスなものがあります。
ハーモニー等に注意して、幻想的な雰囲気を
醸しだすことができればと思います。
定演まで残り少しとなってきましたが、
想像力を豊かにして本年度の曲と向き合ってければと思います。
練習記録は以上です。
S3 A4 T3 B4